南京貨物センターの尭化門貨物場から5月10日、中欧班列(国際定期貨物列車)「江蘇号」(南京-オランダティルブルク)が電子製品、自動車部品、日用品、医療機器などのを満載した標準コンテナ(TEU)100基を積み、出発した。その貨物重量は455トンに達する。これは南京発、西欧諸国直通の初めての「中欧班列」である。
今回の「中欧班列」は新疆ウイグル自治区の阿拉山口から出国し、カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツの5ヶ国を経由し、18日間をかけてオランダのティルブルクに到着する。
ティルブルフはオランダの北ブラバント州にあり、オランダの鉄道と道路網の重要な交通ハブでもある。「江蘇号」の開通は双方の経済貿易協力往来がより推し進め、江蘇省の「走出去、引進来(海外進出、導入)」建設をより高いレベルへの促進に深い意味を持つ。
常州は1997年にティルブルフと姉妹都市関係を締結した。両市は緊密な協力を展開しており、物流分野の交流も盛んに行われている。
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